Project Super Japanese へようこそ
2000年以上の歴史を持つ日本はこれまで多くの偉人を生んできました。しかしながら日本よりもむしろ海外で有名な日本人偉人に焦点があたっていないことも一つの現実ではないかと思います。我々はそのような日本人偉人を「スーパージャパニーズ」と総称し、彼らの残してくれた歴史的な資産を現代に活かす取り組みをはじめています。
戦中、主にユダヤ系ポーランド難民に「命のビザ」を6000通以上も発行した杉原千畝さんもその一人です。日本語ではスギハラチウネと呼びますが、当時ユダヤ人の方々からは「センポ」と呼ばれていました。我々は、スーパージャパニーズの代表格である杉原千畝さんのご家族に協力、その功績を長く称えるために、東京・八重洲の「杉原千畝センポミュージアム」を中心に、その精神を広く普及する活動を行っております。
そしてこの度、ご家族によるミュージアムのオンラインガイドを作らせていただきました。特に杉原千畝さんのビザで生き延びたサバイバーの皆様にとっては、また現代に生きる日本人やユダヤ人の皆様にとっても、杉原千畝さんの功績を紹介するミュージアムをご家族のご案内で知っておくことには大変な価値があります。現在のご家族の直筆のサインをビザに見立てた「Sempo Passport」もお付けしておりますので、一生の記念として長くお持ちいただければ幸いです。「大したことをしたわけではない。当然のことをしただけです。」He said ”I didn't do great things. I've just done the right thing.”杉原千畝さんのこの言葉にこそ、私たちが深く心に刻まねばならない人道的精神があります。オンラインガイドを見るたびに、またSempo Passportを眺めるたびに、人道の在り方を自分自身で振り返るきっかけにもなるのではないしょうか。